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富士山信仰

  • 2024-07-04
  • 11:55 am
  • MK
山岳信仰の一種、「富士山信仰」について

富士山信仰

皆さん、山岳信仰はご存じですか?山岳信仰は自然崇拝の一種で、山を神聖視し、崇拝することをいいます。山岳信仰にもまた様々な種類があります。今回は富士山を崇拝する「富士山信仰」をテーマにお話ししていきます。

富士講

日本一高い山として有名な富士山。そんな富士山も、昔は信仰の対象として崇められてきました。富士山はその美しさを讃えられる一方で、噴火の猛威を振るっていた当時、その姿に人々は怒る神の姿を重ねており、山頂には神仏が住む霊山だとされていました。繰り返す噴火を鎮めるために浅間大神を祀ったことが富士山信仰の起源だといわれています。その中で特に知られているのが「富士講」という教団で、江戸時代に成立しました。開祖は「長谷川角行」という人物で、18世紀に「食行身禄(じきぎょうみろく)」によって発展を遂げました。信徒は、夏に白衣を着て鈴を振り、「六根清浄」と唱えながら富士登山をして祈願していました。

御師

富士講にとてもかかわりの深い御師。御師とは、平安時代中期に寺院などで用いられましたが、のちに神社で祈祷を行う神職のことを御師と呼ぶようになりました。普段は参拝者の祈祷をしたり、宿泊の世話をしていますが、夏の登山時期以外は「檀家参り」として、御師は檀家である地域を回り、祈祷やお札配りなどを行い富士山信仰を広めました。今でも富士吉田市には御師の家が残っており、御師旧外川家住宅では御師の家のつくりや、当時どのようなものが使われていたのかを見ることができます。次の写真は、実際に私が訪れたときに撮影したものです。

最後に

富士山信仰について簡単に説明しましたが、いかがでしたか?富士山信仰について調べていくと、興味深い歴史が沢山発見できました。皆さんもぜひ、富士吉田市でその文化に触れてみてください。

参考文献

・富士山世界遺産センター, https://www.fujisan-whc.jp , 2024年10月9日参照.

・富士吉田市観光ガイド, https://fujiyoshida.net , 2024年10月9日参照.

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MK

甘いものと猫が好きです
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